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はじめに

学生生活は、学業、人間関係、進路、家庭環境など、

多くの課題や変化に直面する時期ですよね。

そのため、悩みを抱えやすい時期でもあります。

こうした悩みを放置すると、学校に行きたくなくなってしまったり、

一般的に言われる、うつ病や引きこもりなど、深刻な問題につながる可能性が

あります。

そこで皆様に知っていて頂きたいことは「相談する」ということです。

相談いわゆるカウンセリングは、専門的な知識と技術をもつカウンセラーが、

皆様に寄り添い、悩みを共に整理し、解決していくことができます。

一人で考え込んでいると、同じループに陥り、解決策が見つからず、

思いつめてしまうということが起こってしまいます。

皆様にも、気軽にカウンセラーに相談できる所の門をたたいて欲しいです。

学生が抱える主な悩み

学生さんのお悩みは多岐にわたりますが、

以下に代表的な相談例をあげてみました。

  1. 学業の悩み:成績が伸びない、勉強へのモチベーションが上がらない、授業についていけない。
  2. 対人関係の悩み:友人関係のトラブル、いじめ、孤立感、SNS上のトラブル。
  3. 進路・将来への不安:進学や就職に関する迷い、自分のやりたいことがわからない。
  4. 家庭の問題:親との不和、家庭内の不安定な環境、経済的問題。
  5. 心理的な問題:不安、うつ症状、自己否定感、ストレスの蓄積。

カウンセリングの目的と役割

カウンセリングの主な目的は、学生さんが自分の悩みを整理し、

自分自身で納得のいく答えを見つけることをお手伝いすることです。

カウンセラーはアドバイスを押しつけるのではなく、話を丁寧に聴きながら、

本人の内面にある答えを引き出す「伴走者」のような存在です。

カウンセリングのプロセス

カウンセリングには、一定のプロセスが存在します。

1. ラポール(信頼関係)の形成

初めての相談では、クライアントさんが緊張していたり警戒していたりすることが多いため、

まずは信頼関係を築くことが重要です。

カウンセラーは否定せず、共感的に受け止める姿勢で接します。

皆様が「ここなら安心して話せる」と思って頂けるような空間作りを心掛けています。

2. 問題の明確化

信頼関係ができると、クライアントさんは徐々に本音を話し始めます。

カウンセラーは質問を通して、学生さん自身が何に悩み、

どのような状況にあるのかを整理できるようにお手伝いします。

問題の背景や、感情の動きにも注目します。

3. 解決への糸口を探る

問題が明確になると、どのような対処が可能かを一緒に考え、

アドバイスをさせていきます。

ここでは、学生さんが主体的に考えられるよう促し、可能な選択肢を提示します。

必要に応じて、目標を立て、小さなステップで進んでいけるようにしていきます。

4. 自己理解と行動のお手伝い

カウンセリングを通して、学生さんは自分の思考の癖や感情の傾向に

気づくようになります。その気づきが、行動の変化につながります。

例えば、「人に頼るのが苦手」という学生さんが、

「誰かに頼ってもいいんだ」と気づくことで、今まで背負ってきたプレッシャーから

解放されて、自分らしく生きてよいんだと気付けるようになるのです。

5. フォローアップ

必要に応じて、カウンセリングは継続されます。一度で解決しない場合でも、定期的に対話することで、変化を促進し、支援を継続します。

カウンセリングにおける技法

ここで、カウンセリングのいくつかの代表的な技法をご紹介しますね。

  • 傾聴:相手の話を評価せずに受け止める基本技法。相手の気持ちに寄り添うことで安心感を与える。
  • リフレクション:学生さんがお話ししてくれた内容や感情を言い換えてお話しする。自分の話を真剣に聞いて受け止めてくれているのだという信頼関係を結ぶ。
  • 質問法:オープン・クエスチョン(自由に答えられる質問)を使って思考を深める。
  • 認知行動療法的アプローチ:自分の思考の偏りや思考癖に気づいてもらい、より柔軟な考え方を促す。
  • ソリューション・フォーカスト・アプローチ:問題とされていることよりもまず解決に目を向け、学生さんの強みやリソースを活用する。

学校でのカウンセリングの位置づけ

学校では、スクールカウンセラーや養護教諭、担任教師などが連携し、

学生さんを支援する体制が整えられています。

特にスクールカウンセラーは専門の心理士資格を持ち、

相談を通じて早期発見・早期対応を図ります。

定期的な相談時間を設けたり、保護者との連携を図ったりすることで、

効果的な支援が可能になります。

それでも、私のところにいらして下さっている学生さんは、

学校のカウンセラーに相談すると、学校の先生に伝わる気がして嫌だという方も

いらっしゃいます。

相談する窓口はどこでも構いません。

とにかく一人で抱え込まないで欲しいというのが、

私達カウンセラーの願いです。

カウンセリングを受けやすくするために

学生さんがカウンセリングを受けることに抵抗を感じないようにするためには、

以下のようなことがが大切になります。

  • プライバシーの確保:相談内容が他人に漏れないということを約束し、安心し てもらう。
  • 相談しやすい雰囲気作り:カウンセラーの姿勢や言葉遣い、相談室の環境も重要。
  • 情報提供の工夫:ポスターやパンフレット、Webサイトなどで、誰でも利用できることを周知する。

おわりに

学生さんの悩みは、成長の過程で誰もが抱える自然なものなのです。

それを一人で抱え込み、深く考えると想像が独り歩きして

不安がもっと大きくなってしまいます。

相談することは恥ずかしい事でもなんでもないんです。

むしろ、今解決してしまえばその後は考え込まない

楽しいスクールライフを送ることができるのです。

悩んでいる時間がもったいないですよ!

もっと学生時代を楽しまないと♪

カウンセリングはそのための有効な手段であり、

学生さんが自分らしく生きていく力を育てる大きな助けになります。

悩みをひとりで抱え込まず、「話すこと」から始めることが、

人生の第一歩となるのです。

決してあなたは一人ではありません。

カウンセラーをどんどん利用して自分の溜め込みを吐き出しちゃいましょう!

信じられないかもしれないけれど、声に出して話すだけでかなりスッキリするんですよ♪

皆様のお越しをお待ちしております。